神さまにお願い






満員電車での通勤は苦しみ。いやもうギュウギュウ。でも押せば入る。現実世界で一番無限に近いもの。ほらもう一人、あと一人、あともう一人なら乗れる。おかげさまのギュウギュウ。
人だけじゃなくてみんなの「ほしがる心」も充満してさらに息苦しい。心はひとつ。座りたい。着きたい。降りたい。帰りたい。休みたい。満員電車の中みんなの願いは大体同じ。
もしこれを数値化して知ることができたら、比べることができたなら、人の心は見えない知らないとか言えなくなったらちゃんと優しくできるかな。ほしがっている、というよりも必要としている順に譲り合うことができるかしら。
私はね、罪悪感に耐える力が強くなると思った。自分はきっと譲る努力よりも耐える努力をしてしまうと思った。知ってるけどごめんねって、鈍感に鈍感になろうとする。だから人の心が分からないのは神様の優しさ。たまにはその優しさに答えてみたいものです。よろしければどうぞ、その一言で。

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